こんにちは。アリアパーティースタッフのTです。
婚活パーティーを運営しながら毎度のことながら思うこと…
「異性からの人気NO.1はルックスじゃないのね」
もちろん清潔感や見た目は大事です。その場に合った服装を心掛け、笑顔を絶やさず、明るい印象は異性からも好印象でしょう。
でも、いるんですよね。どうしてあの人が一番人気なんだろ?って思う人が。
顔中にニキビ跡でブツブツの男性が(清潔感レベルが低め)一番人気の女性をかっさらっていった現場を何度見た事か!
参加者の中で一番お姉さんが(婚活では若さが武器になるはず)一番イケメンから熱烈なメッセージ入り!連絡先カードをたやすくゲットしちゃってる有様を…。
大手婚活パーティー会社のブログやコラムを開いてみると、「婚活パーティーでの会話について」レクチャーが詳しく乗っています。
もちろん皆さんはこういった読み物を何度か目にした事があるでしょう。
そして真剣な人ほどマニュアルに忠実であろうとするはず。
早めに会場に着いてスタッフさんにも笑顔で好印象、プロフィールカードは丁寧に詳しく記入、トークタイムでの話題ネタはだいたいシミュレーションをしておく…笑顔でネガティブ会話は避けるなどなど。
これは正しいですよ。普通であればこれだけで十分なはずですが、残念なことに大手婚活パーティー会社さんのブログには大きな「抜け」があるんです。
それは何かというと…
まず婚活パーティーの流れを整理してみましょう。
男女10対10で始まりました。
男性が順番に女性側の席に着き数分間のトークタイムが始まります。
全員と話し終わったら大抵の場合中間で気になる人へアプローチができるチャンスがり、2回目のトークタイムへといきますね。
そしてカップリング発表か連絡先カードの交換となり終了。
もうお気づきかもしれませんが、参加者のほとんどがマニュアル通りトークの内容を
・趣味(どこどこの温泉巡りが好きです、好きな映画は○○です、など具体的に)
・仕事(特定されない程度に、何気に安定感アピール)
・出身地(お互いに近かったら共通の話題に持ち込める)
・好きな食べ物(スイーツやB級グルメで親しみやすさアピール)
・YouTubeやライブ配信ネタ(休日動画を観ている人多いから共通の話題に持ってきやすい)
…だいたいこんな感じで10回ずつ話すことになります。
しかも2回周るから合計20回同じような話題で盛り上がらねばなりません。
笑顔を保つのも一苦労、みんな似たような会話内容になり余程でないと印象に残らなくなります。
上記のブツブツ男性と年上お姉さんは何が違っていたのでしょう。
ちなみに私Tは、心理カウンセリングスペシャリストの資格を持つ会話やヒアリングのプロでもあります。
初対面の人を10分間に10回笑わせることなど容易くこなせます。
そんな私が見て気が付いた事、彼らにはちょっとした会話のテクニックがありました。
回転が速いといっても良いと思いますが、まず会話の瞬発力があり返しのセンスが利いているのと、会話のお作法(相手に合わせた口調やテンポで会話をする)が丁寧なんですね。
これができていると何が得かというと、「賢そう…」「他の人と何かが違うな」「気を遣わずに楽しく話せて楽しかった」 = 興味を持ってもらいやすい、自然に印象に残る、もっと話をしたいと思ってもらえるetc.…。
きっと多くの人から好印象に残ることでしょう。
ということで、大きな「抜け」というのは「数分でグッと相手に入る会話が得意」ということなんです。言い換えれば「相手に合わせた会話の瞬発力」のレベルが高めという事なんですね。
自分よりもルックスの良い男性がライバルだったら諦めますか?
参加者の中で自分が一番歳上だったら白旗上げますか?
こんなことで諦める方はいないと思いますが、いつもいつもライバルに持っていかれたのではやがて「婚活疲れ」という長いトンネルに入ってしまいます。
婚活パーティー必須、数分でグッと相手に入るにはどうしたらいいのか、お伝えしますのでご参考にしてくださいね。
1会話の瞬発力を高める
何もお笑い芸人のようなプロ並みの気の利いた「返し」を言っているのではありません。
その場の「付け焼刃」的なものでもなんとかなります(笑)
「打てば響く雰囲気」のモードを作りましょう。
瞬発的に返しを意識して、次から次にポンポンとテンポよく返しができるモードを意識してみてください。
どうしても苦手な方は、まずはゆっくりしたテンポでいいのですが、「打てば響く!」と意識を持って試してみてくださいね。
婚活パーティーはたった数分でチェンジなのですから、深い話をなど最初からできるわけがないのです。
話題ネタはプロフィールカードにあるもので十分です
ポンポンと返せるネタの数は最初からある程度仕込んでおいて「打てば響く雰囲気」「気の利いたセンスの良さげな返し」を笑顔でするだけで自然にお相手から「好印象」を持っていただけますから。
「この人と話すと楽しいかも」と勘違い?してくれたらしめたもの…ですね。
2 会話の作法を丁寧に
会話の作法…これは皆さんが日常的に行っているので意識をしたことは無い方が多いでしょう。
会話で一番大切な事。
これは「相手」によく伝わるように話をする
という事ですが、例えば耳の遠いお年寄りに話をする時や小さな子供に話しかける時、いつもの自分の口調で話をする人はいませんよね。
口調や声のトーンも変えて、お年寄には普段自分が使わないような方言で話したり、子供には子供が使う言葉で話をすると思います。
それでは婚活パーティーの中でこの「会話の作法」をどう気を付けるべきでしょうか…?
育った環境やなじみのあるカルチャーも異なる異性、しかも初対面ですから見た目の印象とプロフィールに書いてある情報しかわかりません。わかっている共通のことは「お互いに新しい出会いを求めている」ことですね。
大抵は同世代になることが多いと思いますので、ジェネレーションギャップはそれほど感じることは無さそう。普段自分の使っている口調で問題はありません。
では話し方のスピードは?
これはバラバラですよね。
ゆっくりとした口調の人だったらまくし立てるのはNGです。相手のテンポに合わせてみてください。これだけでも会話のキャッチボールがしやすくなります。
そして相手の動きに合わせてみる。
会話をしながら動かない人はまずいませんよね?
髪をかき上げたり首を傾げたり、無意識に身振り手振りで話をしています。会話の盛り上がりそうなところで相手のボディーランゲージをマネしてみましょう。
人は動作をマネされると「共感してくれているかも」「自分と似ているところがあるかも」
といった錯覚をします。
いちいち全部マネするとさすがに引かれますからご注意を(笑)
相手がドリンクを飲んだらワンテンポ遅れてドリンクを持つなどまずは一つに絞ってやってみてくださいね。数分間で出来ることは限られているのですから。
ブツブツ男性と年上お姉さんは実はスタッフに対しても人懐っこく好印象な方でした。
ご参加されていた時にはスタッフとも感じ良くお話をして下さり、自然に応援したくなるような印象でしたね。今はご参加されていないので、きっと素敵なお相手ができたのでしょう!
いかがでしたでしょうか。
婚活パーティーは短時間で初対面の人とコミュニケーションを上手にとる道場のようなもの(笑)
上手に連絡先カードをゲットして次のステップに進みましょう!
困った時はパーティースタッフにご相談を。